中学受験指導で気になるニュース

 中学受験指導に携わっていると、その指導の特殊性やいわゆる学校教育との違いから、良くも悪くも閉鎖的な世界に閉じこもりがちになります。毎年のように同じような時期に同じような問題を使用して、代わり映えのしない指導を繰り返している塾も決して珍しくありません。使用するテキストも同じものを採択し、説明方法や演習方法も同じものを繰り返していても、それで毎年合格を果たすことができているなら、確かに敢えて大きく変化させる必要性を感じることもありません。しかし中学受験の受験指導とはいえ、多感な時期の子供に少なからぬ影響を与える立場にある塾講師なら、最近のニュースに対しても目を配っておかなければならないこともあります。

 とくに大きな変化は小学校におけるプログラミング教育必修化に関するニュースです。現状は各中学の受験科目にプログラミングが加わることはありませんが、面接試験において生徒本人に対してプログラミングに関する意見や知見を問うということは十分に想定されることです。もちろん目先のきく学習塾はすでにそのような対策を取り始めています。プログラミング教育の授業を設定するというよりは、このような観点で最近のニュースを扱っていくという方法が望ましい方向です。